「心理学研究法・心理学測定法・統計」の分野において重要なようごのひとつであるパラメトリック検定とノンパラメトリック検定(parametric/nonparametric test)について解説いたします。
母集団が正規分布することや、その分散が等しいことを仮定する検定手法のこと。
分析対象は得点で、比率尺度・間隔尺度で得られたデータの検定で用いられる。
例:t検定、分散分析、パス解析、共分散構造分析(構造方程式モデル)
母集団の正規性や等分散性を仮定しない検定手法のこと。
分析対象は度数で、順序尺度・名義尺度で得られたデータの検定で用いられる。
例:χ²検定など
量的変数と質的変数の違いや統計的検定の内容を理解しておくことをおすすめします。