「臨床心理学」並びに「精神医学」における重要な用語のひとつであるアレキシサイミア(alexithymia)について解説いたします。
失感情表現症、感情言語欠乏症とも呼ぶ。
アレキシサイミアは、「感情の変化を失った状態」ではなく「感情を認知することの障害」である。
アレキシサイミアの傾向をもつクライエントは、ストレスを受けても自分の精神がストレスを受けていることに気づかない。
⇒よって、ストレスや葛藤を内面化・言語化するかわりに、身体症状が生じると考えられている。
アレキシサイミアという言葉はギリシャ語の「a:非」「lexis:言葉」「thymos:感情」から作られた造語である。
アレキシサイミアは、心身症などのストレス疾患において非常に重視される性格傾向です。
提唱者や内容などをぜひチェックしておいてください。