「発達心理学」における重要な理論のひとつである生態システム論的発達論(Ecological System Development)について解説いたします。
生態システム論的発達論(Ecological System Development)とは?
ブロンフェンブレンナーが提唱した理論。
個人の発達を取り巻く生態学的システムを4つに分類し、システムの中にいる限りその影響をさけられないと考える理論である。
4つのシステム
生態システム論的発達論における4つのシステムを以下に示す。
① マイクロシステム
→個人が直接的に生活する場所(例:家や学校)
② メゾシステム
→2つ以上のマイクロシステムが交わる場所(例:PTAなど)
③ エクソシステム
→個人に間接的に影響する場所(例:親の職場など)
④ マクロシステム
→個人を大きく包含するもの(例:社会や国家)
ポイント
4つが覚えづらい場合、マ・メ・エ・マと覚えてみてください。
重要な理論ですのでぜひ理解してみてください。