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投資をするならまずは国債から!大学生から始める資産運用のススメ!

国債
お悩み君
お悩み君
稼いだお金を貯金しておくだけじゃいつまでたっても全然増えないし、そろそろ資産運用とかしてみたい!

今や大学生で資産運用を始めてる人とかもそこまで珍しくないし、勉強もかねてお金を増やすという感覚を掴みたい。

でも、正直金融の知識とかないし心配!

いくら少額とはいっても極端に損するのなんて嫌だし、初心者でも簡単に出来る投資方法ないかな?

こういった疑問にお答えします。

<記事の信頼性>

①現役大学生が実際にやっている堅実な運用方法を紹介!【実績あり】

②投資についての科学的な報告を紹介!【根拠あり】

投資と聞くと仮想通貨や株式投資、FX投資などをイメージする方が多いと思います。もちろんそういった投資を経験することは悪いことではないですし、うまく運用すると増える(かもしれない?)立派な資産運用です。

しかし今回はお金を増やすという観点から考えた際に最も堅実な方法を紹介します。いわゆるローリスクローリターンというやつです。

先に具体的な方法を言います。

<安全にお金を増やす方法>

① 個人向け国債

② 国内株式投資信託(インデックスファンド)

③ 先進国株式投資信託(インデックスファンド)

この辺りは安定的ですね。かなりメリットが多いです。

全て話すと読むだけで疲れるほど長くなるので、今回はこの中から個人向け国債に焦点を当てて紹介していきます。

資産運用をすることは、厚生年金が元本割れするといわれている現在20代以下の世代にとってはとても重要なことですね。日本国籍を移す考えがある方や、将来お勤めで働く予定がなく厚生年金を納めないという方以外は、もはや、資産運用をしない方がリスクだということは当たり前の事実です。(もちろん投資と付く時点でリスクが0のわけではないですが)

大事なことなので繰り返し言うと、現代において投資をするもリスク、しないもリスクなわけです。

そんな中で、リスクが限りなく低いデータの運用方法を見つけて実行するのが最も合理的な方法です。数学的に投資をしないという道を選択するよりもリスクが少ないですね。

以上の理由から、記事を閲覧するメリットは十分にあると思います。

※今回の記事は、投資の初心者向け(主に大学生~20代中盤の方)に作られていますので基本的な運用の知識を有する方はすでに知っている内容かもしれません。

大学生が資産運用をする前に

よくある批判として、「若者が長期で資産運用なんかしても意味がない。」というものがあります。

この批判は半分正解でして、正直一般的な大学生が長期投資をしても、そこまで儲かりません。

ですので、「仕事をしないでもやっていけるレベルで金融投資をしたい」と思っているのであれば、すぐさまその考えは捨てたほうが良いです。(よっぽどな天才や資本家を除いて)

理由は簡単で、大学生では元手が少なすぎるからです。

しかしここで疑問を持つ方もいるかもしれません。「大学生でも大儲けしてる友達を見たことがある。」という疑問です。

これに対する回答は、「それらは短期投資で運よく儲けた例にたまたま当てはまっただけ。」というものになります。

数学的に証明されてしまっている事実として、株式や通貨は水の分子のようにランダムに動いています。従って素人がテクニカルで投資をするのは言葉を選ばずに言ってしまえばギャンブルと同じです。投資ではなく投機ですね。例えばバイナリーですと勝負をした瞬間に1/2の確率で損をします。そこからさらに手数料を引いて始まるので、確率だけで見ると宝くじを買うのと同じくらい愚かです。趣味でやる分には何も言えませんが、目的が資産を増やすというものであればはっきり言ってやめたほうが良いです。稼げるオプションのようなものが出回ることもありますがあれは運営会社の広告費のようなものでユーザーを増やすために行っているビジネス的な戦略です。従っていずれ稼げなくなるのが落ちですので短期的な幻につかることは思考停止以外の何ものでもありません。

「大儲けしたのは自分の勉強のたまものだ!」「実力だ!」と思ってしまいがちですが事実として間違えです。これが、上記の回答の根拠です。

短期でキャピタルゲインを得たとしても幻だと思って長期投資に回していくという考え方をすることが統計的には合理的な判断と言えます。

少なくとも科学的には議論の決着はついています。

素人の大学生が短期投資で大儲けするという事例が存在するのは確かですが、それらは運やタイミングが良かったラッキーな事例にたまたま当てはまっただけであり、再現性は無いです。その理由は繰り返しになりますが、株価や通貨などの金融市場は常にランダムに動いているという性質を持っているからです。

長い説明にはなりましたが、素人の短期投資は運であるということが分かっていただけたと思います。

ちなみに地道な長期投資もそこまで華やかなものではありません。

長期投資で生活が担保されるレベルで運用するためには最低でも元本が1億円くらいは必要です。(元本1億で年利5%で計算すると、リスクが0だとしても月41万円のキャピタルゲイン。税金の20%考えず。)

投資の天才ウォーレン・バフェットのように仮に年20%で資産を増やすことが出来たとしても、100万円の元手ですと20万円、10万円の元手ですと2万円しか増えません。

そしてまず、年利20%出すのは少なくとも上記の安全な方法では無理です。

これが現実です。通常は投資で生きていけるのは一部の人(トマ・ピケティーさんのいうところのRの住人)です。実家がよっぽどの富豪でもない限り大学生が資産運用だけで安定的に生活できるということはありえません。

あくまでも合理的に少しずつ資産を増やすという考え。もっと言うと年金に期待できないという事実がありそれを解消するために、資産運用で老後の資産を確保しておくという考え方で十分です。

「そんなの今からやる必要あんのかよ?」「見えないような未来のために投資なんて地味すぎてできないよ?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、確実に言えることは、いくら元手が少なくても直近で使う以外の余裕のあるお金が銀行に少しでもあるのなら、全くしないよりはしたほうが断然良いということです

それも、なるべく早いうちからやったほうが良いです。毎月10万円の収入がある大学生が3万円運用出来たら、一般的な社会人とほとんど同じです。早くからやると福利の力で雪だるま式に積みあがっていきます。

アインシュタインも「人類最大の発明は福利」と言っていますね。金融投資は早くから始めたほうが将来的に確実に得です。

これが、「若者が長期で資産運用なんかしても意味がない。」という批判が半分不正解な理由です。

それに、上場破棄まじかの個別株に投資しない限り、元本が減ることはあっても0になることはほぼ確実にありません。もちろん今回紹介する方法は統計的に極めて安全な方法です。

とはいえ、初心者が気になる点で最も大きなウエイトを占めるのが投資のリスクだと思います。今回は、投資初心者の大学生あるいは20代前半の方向けの記事ですので、限りなくリスクの低い銘柄、更には運用方法を紹介します。元手も小額から始められるものです。

注意点として大学生の投資は、あくまで少しずつ増やす取る必要のあるリスクだけを取る金融の勉強を兼ねて投資をする。こう言った心構えが必須で絶対に忘れてはならないマインドセットです。

以上を踏まえて当記事を参考にしていただけたら嬉しいです。

それでは具体的な方法に移ります。

個人向け国債

安全に増やしたいなら個人向け国債です。

個人向け国債とは?

個人向け国債とは・・・

国債(国の借金)を買う=国にお金を貸す

というものです。

金融の仕組みとして、お金を貸すと返してもらう時に利息をつけて返してくれますよね?

国債の場合お金を貸す相手が日本ということになります。

①あなたが日本にお金を貸す。

②あなたからお金を借りた日本は返す時にお礼に利息をつけて返済する。

簡単に言ってしまうと、これが国債の仕組みです。

リスクを取る多くの投資家もポートフォリオとして国債は確実に持っているでしょう。

(どんな人であれリスクを取るためには別の領域で安定している必要があるので分散は必須です。)

国債と銀行預金を比べると?

お悩み君
お悩み君
国がお金を返してくれないっていう可能性はないの?

当然このような疑問を持つ方もいますよね?

確かにその可能性は0ではありません。

例えば、国が財政破綻したり、戦争に参加して他国に占領されたりした時はかなり危ないです。こうなった場合はいくら国でもお金を返せなくなるでしょう。

しかし、よく考えてみるとこうなった場合、国民自身もお金を増やそうなど優雅なことは言ってられないはずです。そもそも戦争や革命など起こる可能性が極めて少ないでしょう。国債は、こうした限りなく可能性の低いリスクを取る代わりにわずかな利息を貰えるというものです。

実際に日本は多額の借金をしていますが、財政破綻するほどでもないです。理由は簡単で日本国債はほぼ日本国民が買っているからです。

<なぜ日本国民が買っているから安心なのか?>

もし、日本が国債を返せなくなって困ったら、お金を新しく刷って返すという方法が容易に取れます。例えばこれがユーロとかですと他国も関わってくるため簡単には刷れませんよね?

こういったロジックが現実にはあります。

更に国債は途中で解約しない限り元本保証なので安全です。つまり満期まで売らないことがとても重要です。まさに長期投資です。

国と銀行をわざわざ比べる必要はないですが、あえてどっちが先につぶれるかという点で比べると銀行でしょう。つまり元本保証である限り国債で運用した方が安全ということです。

では国債が銀行預金と比べてどのくらい金利が高いのかを見てみましょう。

三井住友銀行(普通) 三井住友銀行(定期) 国債(変動10年型)
0.001% 0.01% 0.05%(税引き前)
    0.0398425%(税引き後)
     

2019年3月時点でこのような形です。他のメガバンクも似たような金利です。銀行よりも国債のほうがわずかに金利が高いですね。

以上が銀行に預けるくらいだったら国債で長期運用した方が合理的である理由です。

また、国債の利子は年2回受け取れます。

おすすめの国債

ズバリ頭を使わず安全に運用したければ、「日本国債、変動金利10年型」が最もおすすめです。戦争とか国の経済を突き飛ばすような大恐慌が起こらないと仮定すればリスク0です。

変動型というのは銀行の金利に合わせて国債の金利も動くということです。銀行の利息が上がったら国債の利息もそれに合わせて上がるので、やっぱり銀行に預金しておけばよかったと後悔することはありません。

固定金利というものもありどちらかを選べるのですが、銀行の金利が上がったのにそのままの金利で国債を持っておくのは少々もったいないので個人的には変動型がおすすめです。

定期と比べても金利がややですが高く、元本保証で安全に運用できるのでもはややらない理由がないといった感じですね。

国債のデメリット

銀行預金よりも合理的で安全な国債ですが、あえてデメリットをあげると金利が低いというものです。リスクが限りなく0に近いだけありリターンも低いのが特徴です。

デメリットはこのくらいです。日本の円は世界の中でも信用が高く、あのリーマンショック時に世界中の投資家が円を求めたくらいです。

もし物足りないと感じる方であっても、以下で紹介する国内株式投資信託(インデックスファンド)と先進国株式投資信託(インデックスファンド)を組み合わせて持っておくことをおすすめします。

いくらから買えるの?

1万円から、1万円単位で購入できます。

毎月(年12回)買うことが出来ます。また応募期間中であればいつでも申し込み可能です。

国債の買い方

国債の買い方は、銀行や証券会社に口座を開くことです。

この際、最もおすすめなのはネット証券です。断言します。以下に理由を明記します。

まず前提の知識として銀行のビジネスモデルを考えてみましょう。銀行のビジネスモデルは、企業向けに融資をして金利で儲けるというのがメインですが、個人に投資させて手数料を貰ったり、借金をさせて金利を貰うというのも大きな割合を占めています。(ATMの手数料なんかじゃ儲かりませんから。)

このシステムをしっかりと頭に入れたうえで以降を読んでください。

ぶっちゃけ個人向け国債ならどこで運用してもほぼ変わらないので銀行でも大丈夫です。しかし言葉を選ばずに言うと、個人向け国債以外には銀行には買うに値する金融商品はありません。

今後更なる資産運用を始めようとして投資信託などの金融商品を買う際に大手の銀行や証券会社で買うのは絶対にNGです。手数料分損をします。

だったら最初からネット証券に口座を開いた方が良いです。

ここまでしっかりと呼んでいただいた方でもまだ疑問を持つ方がいるかもしれません。以下のような疑問です。

お悩み君
お悩み君
頭の良い銀行マンや証券マンはその道のプロだから儲かる銘柄や運用方法についてアドバイスしてくれるんじゃないの?

だとしたら、頭の良い銀行マンがいる大手の銀行や、頭の良い証券マンがいる大手の証券会社に口座を開設したほうがよさそうじゃない?

この疑問に対しても明白な答えがあります。以下をご覧ください。

株や通貨の値動きは人間にはわかりません。どんなに金融のプロであってもです。

結論を言うと、銀行や証券会社でおすすめされる金融商品は儲かる保証がなく手数料分損をするということは科学的に証明されているというものです。以下に理由を書きますが専門的な内容ですので中級者以上の方向けだと思ってください。

ファンドマネージャが投資家のお金を集めて運用する投資信託をアクティブと呼び、一切の恣意性を排除して投資家のお金を市場全体(日経平均やTOPIX)に投資して運用する投資信託をインデックスと呼びます。

アクティブとインデックスのどちらで運用するのが効率がいいのか(資産を増やせるのか)という議論は金融業界や投資家の中で大きな波があります。しかし、学問上は完全な決着が付きました。答えはインデックスです。

両者を比べるとアクティブ運用はインデックス運用に比べて手数料分だけ運用パフォーマンスが負けているということが科学的に分かりました。膨大な量の商品の中からインデックスを上回る商品を見破れる自信がある場合以外は、銀行家や証券マンの営業はフルシカトして黙ってインデックスに投資したほうが良いのです。

つまり、特別に良い金融商品などないのだから、少なくとも安全に増やしたいというのが目的であるのならば、手数料が安いネット証券でインデックスファンドと国債を組み合わせて長期で持つということが一番良いということです。

これは、証券業界で働く金融マンにとっては非常に都合の悪い事実ですが、科学的に証明されてしまったので仕方ありません。どんなに頑張っても地球が太陽の周りをまわっていたのと同じです。

繰り返しにはなりますが、正しくお金を運用したいなら銀行には近づかないで手数料の安いネット証券を使うというのが最も効率的です。

お悩み君
お悩み君
結局同湖に口座を開けばいいの?

答えはSBI証券です。ネット証券で有名なところですね。手数料が圧倒的に安く扱っている商品の数も多いです。

ぶっちゃけ国債を買うだけならどこの金融機関でもほぼ同じなのですが、今後長期的に資産運用をしていくと考えているのであるならばSBIの口座は開いておいて損はないでしょう。

要約

① 国債を買うなら「変動金利10年型」がおすすめ!

② 資産運用する際に絶対に銀行マンや証券マンに騙されてはいけない!

③ 資産運用を始める際は手数料のや類ネット証券を選ぶのが最も合理的!

④ 投資には福利の力があるからなるべく早くから始めたほうがいい!

まとめ

長文を閲覧いただきありがとうございます。

お金は安全に増やせます。それなのになぜみんなやっていないのかというと単純に知らないからです。

正直銀行にお金を預金しておくだけでは全くと言っていいほど増えません。知は力ですね。

ただ当たり前ですが、知っているだけではお金は増えません。実際に証券口座を開いて「変動金利10年型の個人向け国債」を買って積み立てていくという行動をした時に初めてお金は増えます。この記事を閉じたら早速ネット証券に口座を開いて運用していってください。

せっかく最後まで読んでいただいたので下にリンクを貼っておきます。さらに詳細な情報は公式ページで確認してみてください。

➤SBI証券公式ページ

 

 

 

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